●燃料油価格支援事業への「予防的な激変緩和措置」の追加について
既に報道等でご承知のことと思いますが、中東情勢の緊迫化に伴い、原油価格が
高騰しております。
現在、政府は物価高対策の一環として燃料油に一定の金額を支給(ガソリン・軽油
には10円、灯油・A重油には5円)する「定額引下げ措置」を実施しておりますが、
中東情勢混乱が長引き、石油製品の急激な上昇が継続する場合に備え、現行の
「定額引下げ措置」をベースに実施しつつ、新たに追加支援として「予防的な
激変緩和措置」(以下、追加支援策)を行うことを決めました。
※この追加支援策のポイントは以下の3点です。
①全国平均小売価格で175円を大きく超えないようにする
(=ターゲットプライスを175円に設定)
②175円を超過する部分については現在の定額引下げ措置の支給額に加えて、
10分の10の補助(灯油・重油はガソリンへの支給額の5割相当)が行われる
③燃料油の最需要期となる7月~8月の2ヵ月を期限に行われる
追加支援策は今週の卸価格改定分より開始されることになっております。
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【資源エネルギー庁】予防的な激変緩和措置 説明資料